シェアオフィスの選び方とは?大切なポイントを解説
2021年12月28日
現代はシェアリングエコノミー全盛時代ですが、そのブームに乗って、オフィスもシェアするのが普通になってきました。この記事では、シェアオフィスにスポットをあて、シェアオフィスの特徴、選び方、メリット・デメリットについて説明します。
目次
シェアオフィスとは?
シェアオフィスとは、オフィス空間や設備をシェアする施設のことです。語源はshared office(シェアードオフィス)であり、これが短縮されてシェアオフィスとなりました。
シェアオフィスは、レンタルオフィスとコワーキングスペースが交じり合ったものです。ただし、施設によって形態はまちまちであり、ほとんどコワーキングスペースと変わらないところから、完全な個室が準備されたところまであります。
その他、会議室、セミナールームなどの共用空間が提供されます。オフィス空間の利用だけでなく、下記のようなサービスも提供されます。ただし、施設によって対応範囲が異なりますので、確認が必要です。
- 住所の貸し出し
会社の登記や個人事業主の開業届に利用
- 社名の表示
施設の入り口に社名を掲示してくれるサービス
- 電話対応ならびに転送
利用者にかかってきた電話に専門の担当者が対応してくれるサービス。直接対応せず、利用者の電話に転送する場合もあり
- 専用電話番号の提供
共用の電話番号でなく、個人の専用電話番号を提供してくれるサービス
- 入り口での受付対応
施設の入り口で、利用者訪問客に対応
- 郵便物の受け取り・転送
利用者あてに届いたの郵便物を受け取り、転送するサービス。
シェアオフィスの選び方
それでは、実際に利用するシェアオフィスの選び方として、考慮すべきポイントを5つ示します。
用途
利用者が何の目的でシェアオフィスを利用するかです。一般的に次のようなケースがあります。
- 起業家の新規事業スタートアップ拠点
利便性の高い、高級感のあるオフィスを低コストで利用できる
- 個人事業主のバーチャルオフィス
普段は自宅で仕事をして、顧客との打ち合わせに利用
- 一般企業の営業所、サテライトオフィス
地方企業が東京に進出する際の営業所として利用
地元の企業が、移動時間の短縮、交通費の節減のために利用
利用人数
1カ所のシェアオフィスを、全体で何人が利用しているかです。あまり多人数だと、施設が満席となり、利用できなくなります。毎日平均どれくらいの利用者があるのか、混雑する曜日、時間帯などを聞いておく必要があります。
立地
シェアオフィスがどこにあるのかも重要なことです。駅前等、立地条件が良いところだと、顧客に好印象を与えます。銀行で口座を開設したり、資金調達する場合に有利です。また、従業員を雇う場合にも、応募者が増えます。
設備
利用できる設備に何があるかです。
- インターネットや電話回線
- OA機器
- ロッカー
言うまでもなく、利用できるものが多いほど助かります。
料金
利用料は時間による従量課金制と、月額での定額課金制の2種類あります。その2種から選ぶ場合がほとんどです。一般的には、長時間利用するなら定額課金の方が得になります。
シェアオフィスのメリット・デメリット
シェアオフィスの選び方のポイントを解説したところで次にメリット・デメリットをみていきます。
メリット
- 一番のメリットは、立地条件が良く、高機能なオフィスを低コストで利用できることです。テナントなら入居できない高級オフィスでも、シェアオフィスなら入居可能です。
- オフィスを借りると、事業所の住所が決まり、法人登記や開業届ができるようになります。
- 起業時の初期投資を抑えられます。テナントなら家賃6~12カ月分の保証金が必要ですが、シェアオフィスなら必要なしです。また月々の家賃もかなり低く、ランニングコストも抑えられます。
- ラウンジや会議室があれば、それを利用し、顧客との面談ができます。また、プロジェクター等の設備があれば、プレゼンテーションにも利用できます。
デメリット
デメリットも少なからずあります。
- シェアオフィスでは多くの場合完全個室を設置していますが、個室がない場合、機密情報が漏れることがある
- 他人の視線や雑音のため仕事に集中できない場合がある
- 厳密にはシェアオフィスではございませんが、コワーキングスペースだった場合、満席になることがある
- 士業、宅建業、人材派遣業等、利用できない業種がある
上記のメリットとデメリットを両方理解したうえで、施設を選びたいところですが、「VENTURE MAFIA」では、以下のように、デメリットを補ったシェアオフィスを展開しています。
- 多くの場合完全個室を設置していますが、個室がないシェアオフィスの場合、機密情報が漏れることがある
→「VENTURE MAFIA」も原則完全個室希望者に向けてのオフィス構造となっていますので機密情報の漏えいも心配ございません。
- 他人の視線や雑音のため仕事に集中できない場合がある
→シェアオフィスには完全個室の執務スペースと集中ブースを設けている施設もあります。「VENTURE MAFIA」も集中ブースを設けておりますので、他人の視線や雑音を気にせず仕事をすることができます。
- 厳密にはシェアオフィスではございませんが、コワーキングスペースだった場合、満席になることがある
→「VENTURE MAFIA」はシェアオフィスのため、コワーキングスペースとは違い、完全個室があります。また、「VENTURE MAFIA」ではコワーキング契約の方も必ず席を確保できるよう、契約数を調整しています。
- 士業、宅建業、人材派遣業等、利用できない業種がある
→「VENTURE MAFIA」では、人材派遣業の規定を満たしております。オフィスによっては利用できない業種があるため、事前にご確認いただくことを推奨いたします。
最適なシェアオフィスを探してみては
シェアオフィスの役割、選び方、メリット・デメリットについて説明しました。シェアオフィスにもいろいろあり、施設によってサービス内容が違います。ですから、なるべく条件の良い所を選び、利用したいものです。
五反田のシェアオフィス「VENTURE MAFIA」は、モノクロを基調としたモダンな外装と、暖かみのある木材を使用した西海岸風の内装で心地よいオフィスを、適正価格で利用できます。商談スペース、会議室、郵送物受取、住所利用、複合機、高速Wi-Fiサービスもあります。
さらに、VENTURE MAFIA西五反田は「インキュベーション施設運営計画認定事業」に認定されている為、創業助成金の受給要件を満たすことができます。
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