ベンチャー企業におすすめのオフィスは「VENTURE MAFIA」ベンチャー企業の定義やそこで働くメリットやデメリット、向いてる人はどんなひと?
2023年1月12日
ベンチャー企業は独自のアイデアと技術で新しい事業を提供する企業です。ベンチャー企業には定義はありませんが、どのような企業がベンチャーと呼ばれているのか特徴をご紹介します。
またベンチャー企業で働くメリットやデメリット、ベンチャー企業向きの人の特徴も載せておくのでベンチャー企業で働いてみたい人は参考にしてください。
目次
ベンチャー企業とはどんな企業を指す?
ベンチャー企業という言葉に正式な定義はありませんが、独自のアイデアや技術を使って新しい事業やサービスを生む企業を指します。成長過程にある中小規模の企業が多く、大手企業ではチャレンジしにくい事業を、新しいビジネスモデルで始める企業も多いです。
将来的に大企業のように有名になる可能性もありますが、業績や事業が不安定なこともあります。
ベンチャー企業の特徴と混同されやすい言葉との違いをご紹介します。
ベンチャー企業の特徴
ベンチャー企業には次のような特徴があります。
- 20〜30代の若い社員が多い
- 経営者も比較的若い
- 投資機関から援助を受けているケースが多い
- やりがいや将来的なビジョンに共感する人を採用する傾向
- 優秀な人材を集めるため給与が高いこともある
経営者も社員も比較的若い人が多く、柔軟な考え方をする人たちが集まって新しい技術やアイデアで事業を展開しています。またベンチャーキャピタルなどの投資機関から資金援助を受けているケースが多いのも特徴です。
求人では企業の将来的なビジョンや仕事のやりがいに共感する人を中心に採用しています。また高い給与を提示して優秀な人材を集める方法もあります。
ベンチャー企業と中小企業の違いとは
中小企業とは資本金の額や従業員の数が一定以下の会社のことを指します。中小企業は中小企業基本法で会社の規模が定義されていて、決められた規模は業種によって異なります。
ベンチャー企業には会社の規模に関する定義はありません。ほとんどが中小企業の定義内の規模ですが、メガベンチャーと呼ばれるように大企業規模に成長をすることもあります。
ベンチャー企業とスタートアップ企業の違いとは
スタートアップ企業という言葉にも明確な定義はありませんが、元々は新設されたばかりの企業を指す言葉でした。新しいアイデアによって事業を進めるという点ではベンチャー企業とよく似ています。
ベンチャー企業との違いはスタートアップ企業は短期間での成長を目標としている点です。2〜3年での目標達成を掲げていることが多く、事業展開のスピードや企業の成長速度に注視してビジネスを進めます。
ベンチャー企業では中長期的な目標を立てて事業を進める企業が多いです。
ベンチャー企業の例
具体的にどのような企業がベンチャー企業と呼ばれるのか、よく知られる日本国内のベンチャー企業の例をご紹介します。
- 楽天……楽天市場や楽天銀行を運営。ECサイトや通信事業だけでなく銀行やクレジットカードなどの金融事業も手がける
- サイバーエージェント……AbemaTVなどのメディア事業やグランブルーファンタジーなどのゲーム事業を手がける
- メルカリ……フリマアプリ「メルカリ」を運営。運送会社との提携や、メルペイという非接触型決済サービスが特徴
どの企業も今となっては非常に有名で、サービスも身近なものばかりですが、当時は新しい技術やアイデアで画期的なものでした。人々が求めるものやサービスを提供できると大きく成長できるのが、ベンチャー企業の魅力です。
ベンチャー企業で働くメリットとは
新しい技術やアイデアを用いて事業を進めるベンチャー企業で働くメリットをご紹介します。人の性格によって好みが分かれる点もあるので、自分にとってメリットになるのかどうかも考えながらチェックしてください。
裁量権が大きい
ベンチャー企業は比較的少人数で事業を進めているため1人に任された裁量権が大きいです。自主性と責任感を持ってさまざまなことにチャレンジしながら仕事を進めていくので、自分を成長させられる環境があります。
また、裁量権が大きく承認プロセスが少ないため、スピード感を持って業務を進められることもメリットです。提案から実行までをフットワーク軽く進めたい人に向いています。
成果が給与に反映されやすい
ベンチャー企業では勤続年数や年齢ではなく、個人の能力や成果を重視し評価しています。個人の業績が給与に反映されやすく、短期間で待遇が格段に良くなる可能性もあるのです。
自主性を持って取り組み自分の裁量で進めた事業の成果を評価してもらえ、やりがいを感じることでしょう。社員のモチベーションアップにも繋がっています。
経営者と近い距離で仕事ができる
大企業では新入社員と社長と頻繁に会うことは少ないと思いますが、ベンチャー企業では経営者と同じフロアで仕事をし、頻繁に顔を合わせるケースはよくあります。
また経営者と一緒に業務を進めるシーンもあり、自分の意見や提案、疑問を伝えやすいのがメリットです。意見や提案が認められれば、経営方針や事業展開に関わるチャンスを得られます。
さらに経営者の近くで仕事をすることで経営者の視点や思考を学ぶことができます。起業を視野に入れている人にとっては今後の自分を見据えた大きな学びを得られることでしょう。
新しいことに挑戦できる
少ない人数で事業を進めるため、一人でさまざまな業務をする必要があります。マーケティングから広報、営業など仕事の幅が広く、新しいことに挑戦できる機会が多くあるでしょう。
さまざまな業務に触れることで、自分が向いている業務を知る機会にもなり、新たなスキルを学ぶきっかけにもなります。
また柔軟な発想で事業を進めていくにあたり、今までとは違う新しい方法で業務を進める必要があるケースも出てきます。新しいルールを作るなど、自分で考え行動する力が身に付きます。
ベンチャー企業で働くデメリット
ベンチャー企業で働くにはデメリットもあります。まずはメリットで紹介した内容はデメリットになる場合があります。具体的に次のようなことが苦手な場合はベンチャー企業で働くことは難しいかもしれません。
- 常にチャレンジし続ける必要がある
- 自主性と責任を持って仕事にのぞむ必要がある
- マルチタスク
- 環境の変化が大きい
上記は個人の性格に左右される内容です。それ以外にデメリットになりうるものをご紹介します。
福利厚生が充実していない場合がある
ベンチャー企業は福利厚生が充実していない場合があり、特に大手企業での就業経験がある人にとっては不満や不安を感じることもあるでしょう。
ベンチャー企業は設立から日が経っておらず成長途中であるため、事業や業績が安定していません。経費を低く抑えるためには福利厚生を充実させられない例が多いです。
社内のさまざまな制度が整っていない例もあります。福利厚生は企業の成長に伴って改善されていくことも期待できます。
ベンチャー企業の福利厚生は独自性のあるものが多いというのも特徴です。他社との差別化や自社に合った人材を集めるための手段として、話題性のある福利厚生を導入するベンチャー企業もあります。
教育制度が整っていない場合がある
設立から間もない少人数のベンチャー企業では教育のノウハウを持った社員が少なく、研修や教育制度が整っていない場合があります。また新人教育をするための時間や人的リソースが十分ではないケースもあるでしょう。
教育制度が整っていないので、従業員それぞれが自主的に学び行動する必要があります。
フリーアドレスを導入する際の注意点
ベンチャー企業ではオフィスの形としてフリーアドレスを導入することがあります。フリーアドレスとは、個人が専用の固定席を持たず、社内の空いているデスクをどこでも使うことができるオフィスの形です。
営業や会議の多い職種では社内の空席が目立つことがありますが、フリーアドレスは在席率を元にデスクの数を決めることができ、ベンチャー企業のようにオフィススペース削減をしコストダウンを図りたい場合に向いています。
また人数の変更や組織の変更にも対応しやすいオフィスの形である点もベンチャー企業におすすめです。ベンチャー企業にとってメリットの多いオフィスのフリーアドレスですが、導入には注意点もあります。
集中して作業用するスペースを確保する
フリーアドレスはさまざまな人とコミュニケーションが取りやすく、活発な意見交換ができるメリットがあります。しかし話しかけやすい雰囲気や周囲の話し声が原因で、集中して作業しにくい点がデメリットです。
フリーアドレスを導入する際はフリーアドレスに適したオフィスレイアウトに変更し、必要なときに集中して作業できるスペースを確保すると良いでしょう。可能であれば、打ち合わせや会議のためのスペースやWeb会議にも対応できるテレフォンブースなど、目的別のスペースを用意すると業務の効率化が図れます。
資料や備品の保管場所を決める
フリーアドレスを導入すると個人の専用デスクがなくなります。従来であれば個人のデスクに保管することができた資料や備品の保管場所を決めましょう。
個人が使用するパソコンや資料、仕事道具などは個人ロッカーを用意し、管理します。出社したら個人ロッカーから仕事に必要なものを取り出し、私物をロッカーにしまいます。
個人ロッカーのスペースは限られているので、フリーアドレスを導入したら文具などの備品は共有にして一括管理するのがおすすめです。オフィス内に備品管理用の棚を設置し、利用したい人は自由に使用し、使用後は棚に戻します。
備品の一括管理は保管場所の削減が図れるだけでなく、消耗品購入費削減の効果も期待できます。コストダウンを狙うベンチャー企業に合った方法です。
ベンチャー企業に向いてる人の特徴
ベンチャー企業は一般の企業とは違う特徴があり、ベンチャー企業の特性が個人の性格に合っている人、合わない人がいます。ベンチャー企業に向いていない人はベンチャー企業のデメリットが気になる人です。
ベンチャー企業に向いている人の特徴をご紹介します。あなた自身の特性と照らし合わせて考えてみてください。
自分の仕事を自分でコントロールしたい人
個人に委ねられる裁量が大きいため、自分の仕事を自分でコントロールしたい人に向いています。具体的には次のような点です。
- 自分で仕事を見つけ進めていける人
- 自分のペースで仕事を進めたい人
- トラブルの際、自分で解決策を探り上司に提案し行動できる人
どんな仕事をするのか上司からの指示を待つのではなく、自分で仕事を見つけ自主的に取り組むことができる人がベンチャー企業に向いています。また承認プロセスも少ないため、自分のペースで仕事を進めたい人にも合っています。
トラブル発生時も自ら対処法を考え、上司や経営者に提案し行動に移すことが求められます。ベンチャー企業にはスピード感を持って積極的に行動できる主体性の高い人が向いていると言えるでしょう。
さまざまな経験をして早く成長したい人
ベンチャー企業ではいろいろな経験を積むことができます。
- 多岐にわたる仕事内容
- 裁量権を持って仕事に取り組む
- トラブルや課題の解決
なるべく短期間にさまざまな経験をして、少しでも早く成長したいという人に向いています。特に、将来起業したいと考えている人にはメリットとなるでしょう。
変化していく環境を望む人
ベンチャー企業は中長期的に成長をし目標達成を目指す企業です。一般的にベンチャー企業はシード、アーリー、グロース、レイターの4つのフェーズに分けられ、フェーズによって大きな環境の変化があります。
それ以外でもベンチャー企業は変化があり、小さな変化が毎日起きていると言っても過言ではありません。具体的に次のようなものが変化します。
- 会社の規模、オフィス環境
- 顧客層、業務提携先
- 経営方針や事業展開、営業戦略
ベンチャー企業にはさまざまなものが変わるので、環境の変化を楽しめる人が向いています。また環境が変われば必要となる知識やスキルも変わります。自分を客観的に評価し必要な知識やスキルを自分で身につけられるなど、柔軟に対応できることが大切です。
将来独立や起業を考えている人
将来、独立や起業を考えている人はベンチャー企業に向いています。いろいろな経験をして短期間での成長が見込めるだけでなく、経営者の近くで仕事ができるため経営者の視点や思考、経営ノウハウを勉強しながら、経営者に直接質問をすることも可能です。
また周囲の社員も独立や起業を視野に入れている人が多く、仲間が多い環境にあります。お互いが刺激となり、切磋琢磨しながら成長できる環境が整っているのです。
ベンチャー企業におすすめの「VENTURE MAFIA」
ベンチャー企業のオフィスには変化に柔軟に対応できる「VENTURE MAFIA」がおすすめです。VENTURE MAFIAは五反田に2ヶ所あるシェアオフィスで、コワーキングスペースやラウンジ、会議室などもあります。
ベンチャー企業では営業や打ち合わせが多く在席率が高くありません。また従業員数も不安定で席数なので必要となるデスクの数が流動的です。フリーアドレスで利用しやすいオフィスを、必要な形で使えるシェアオフィスやコワーキングスペースは、オフィスコスト削減に繋がります。
オフィス家具やロッカー、高速無線のインターネットや複合機などの設備も充実しており、平日日中は受付も利用できます。郵便物や来客への対応が可能なので、マルチタスクで忙しい従業員の負担軽減や業務効率アップに繋がります。
ベンチャー企業でオフィスにかかる経費を少しでも削減したいと考えているなら、VENTURE MAFIAの利用を検討してみてください。